Chapter.3


HONDA CB750K0は3〜4年乗り友人のE君に譲った。

彼が乗り出したとたんにK0は機嫌が悪くなり故障の連続だったそうだ。

その後はHONDAの虜になった。

次ぎに手に入れたのがHONDA CB550Four

4本マフラーのくびれが妙に艶めかしいヤツだ。

しかし750と550の力の差は歴然で、

いまいち中途半端なヤツだった。

だがその分車重が軽いため取り回しが非常にスムーズで乗っていて疲れない感じがした。

その頃叔母の家にリトルホンダなる妙なペダル付きバイク?(自転車バイク)があった。

これはモペットと言われているイタリアでは普通にみんなが乗っているバイクと同じ原理なのだが、

スピードは出ない(最高25〜30キロ位)し、

エンジンを切りペダルで動かすと重い重量のため凄く疲れる。

しかし妙に洗練されたデザインが気に入り、今も所有し、

たまにエンジンをかけている。

これがまた変わっている。

VESPAもそうだがキーが無い。スタンドをかけたまま、ペダルを踏む。

パタパタパタとなんともはや軽いエンジンの音が鳴ってくる。

そしてそのまま走るわけだ。


その頃の日本人には何となく今より心の余裕があったのかも知れない。


参考図書
八重洲出版「国産モーターサイクル史」

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